不定期更新日記 - March 2004 -

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2004/03/27 何はなくとも秋葉原。行けば何かあるものだ

 キーボードの調子が悪くなった。原因は分かっている。水だ。
 しばらく前に少量の水をこぼしてしまったが、その時はキーボードを分解して全てふき取ることで、事なきを得ていた。しかし、キーボードにはしっかりとダメージが与えられていたようだ(つまり、対応が遅かった)。昨日の夜になって、突然にNキーが効かなくなってしまった。キー入力が効かなくなってもしばらくすると復活するなど、実に怪しげな挙動を見せていたのだが、騙し騙し使うのはあまりに馬鹿馬鹿しい。更に、キーが完全に効かなくなると致命的なので、そうなる前にキーボードを買っておくことにした。
 何を買うかというと、やはり2年間使い続けているUACC-230Kxになるだろうか。他にいいキーボードがあれば使ってみてもいいのだが、自分の好みに合うキーボードとなるとこれがないのである。無論、RealForceなら文句は全くないのだが、Windowsキーをよく使うため、106キーであることが恨めしい。109キーのRealForceが発売されれば飛びついてしまうのだが……最近になって、一つ考えてしまうことがある。仮に109キーのRealForceが出たとして、2年でキーボードを3つ買い換える(しかも、2つは過失で壊した)ような奴がRealForceを手にしてもいいのだろうか? 不注意で16800円のキーボードをダメにしてしまっては、泣くに泣けない。

 今日は友達が車で秋葉原経由の遠出をするというので、15時過ぎに友達の車に乗せてもらって秋葉原まで行くことになった。実に丁度いいタイミングで電話が来るものだ。実際に会うのはしばらくぶりなのだが、会うと必ずROの話が展開される。しかし、1月に1枚しか1Dayチケットを使わないという所までにプレイ頻度が落ち込んでおきながら、普通に会話についていけるというのはどういうことか。
 秋葉原に着いてしばらくの間友達と一緒に歩き回り、夕方になってから友達と別れる。自分の買い物は大抵時間がかかるので、別れてから始める事にしていたのである。一人になってから幾つものショップを歩き、幾つものキーボードを吟味して回るが、結局はUACC-230KWに落ち着く。やはり、使い慣れたキーボードが一番ということか。
 そして19時過ぎ。昼飯をほとんど食べなかったこともあり、腹が鳴り始める。最近は一度も行っていない店をカバーしようと考えつつも、何も考えずに店を選ぶのもアレだし、久しぶりにカレーも食いたいし……などと考えていたが、そんな時に一軒の店が目に入った。ベンガルである。
 ベンガルも、少し前に入ったサンボと同じく、昔から秋葉原に存在する店である。秋葉原で初めてじゃんがららぁめんを食べた頃から目にしていた店でありながら、ここも今まで一度も入ったことがなかった。どうして一度も入ったことがなかったのかというと、それは「そこにあるのが当たり前」「いつでも行ける」という、探す必要のない店だからだろうか。佳味い店を探そうと思うと、まず「探す」ことから始める。目にしていない店を優先的に探そうとするため、初めから目に入っている店はほぼ無条件で外してしまっているのである。そんな自分にとってベンガルは正に灯台下暗し、盲点と言える存在だった。そして、ベンガルは一度も入ったことのない店。……決まりである。

 ベンガルはインド風カレーの店。古ぼけた感じのする店のたたずまいからして昔からある店だということが分かるが、もちろん、カレーの味は関係ない。食ってみるまで分からないのが料理というものだ。店に入る直前にメニューを何にするかで少し迷ったが、初めて入った店では大抵チキンカレーを食うことにしているため、結局は何も考えずにチキンカレー(骨なし)の辛口を注文。値段の少々高い骨付きチキンカレーもあったが、値段の安い方を無条件に選んでしまうのも、貧乏性から来る癖と言えようか。
 さほど時間も経たないうちに出てくるカレー。口に入れると、濃厚なスパイスの味がする。欧風カレーや日本風カレーのように別の物の風味や味がしない。スパイスが主役の、スパイスだけで作り上げたカレーといった感じだ。もちろん、辛口だけにスパイシーという言葉がしっくり来る、結構な辛さだ。
 しかし、食い進めると他で食うカレーとは違った一面が見えてくる。まず、鶏を口に入れて噛むとちゃんと下味が分かる。しかも佳味い。結構辛いカレーなのだが、具材の味がカレーの風味に負けて分からなくなったりしないのである。つまりは、スパイスのブレンドが絶妙だということだろう。そして面白かったのは、カレーをある程度食べてから水を飲んだ時。水を飲んだ後の口の中が妙にスッキリしていて、スパイスの刺々しさが残らなかったのである。因みに、大抵の「辛いカレー」は水を飲んでも口の中に辛さがしばらく残り続ける。しかし、ベンガルのカレーではそれが感じられなかった。かなり辛いのに、これは不思議だと思った。やはり、これもスパイスのブレンドによるものなのだろう。
 佳味いカレーというものはこういうものか? と、カレーとスパイスに対する価値観が変わり始めた気がする。近いうちに二度三度と食べて、確かめてみたくなってきた。


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