不定期更新日記 - August 2002 -

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2002/08/07 50倍

 今日はスケジュールの合った友人と共にエチオピアへ向かう。本来の目的は自分のマシンにスキャナを接続するためのSCSIカードを購入することだったのだが、今日行動を共にする友人はエチオピアに行ったことがないため、私が無理矢理連れて行くような形となったのである(苦笑)

 で、早速エチオピアへ。毎度ながら、頼むものは決まっている。私は前回の30倍に続いて50倍のチキンカレーを頼むが、友人は過度に辛いものが苦手なため、私の一存で大甘口(辛さの単位では1倍)を頼ませた。
 しばらく待った後に辛さの格差50倍のカレー、2皿がテーブルに並ぶ(笑)。色を見る限り、チリスパイスの量も増えているようである。そして食う。既に2回食ったため、どのようにすればこのカレーを美味く食えるかは心得ているつもりだ。特に、前回の30倍を食った時に結構な教訓を得た……はずなのだ。
 まず、ご飯にカレーを充分に絡ませる。それこそ、すぐ食べる分だけに限ればぐちゃぐちゃにかき混ぜる位でもいい。そうしてスプーンにすくい、あら熱を取ってから口に運ぶのである。あくまで個人的な考えに過ぎないが、このカレーに過度な熱さは必要ない。スパイスの酸味と辛さが丁度よいバランスで同居しているので、ただ体感的な辛さを増幅させるだけの余分な熱はなくてもいいのである。
 そうして食ったカレーはスパイスの強烈な香り、酸味、辛さの全てが心地よく、何とも言えず美味い。このバランスこそが、エチオピアのカレーの最大の魅力なのだと感じた。そして、これは友人の大甘口のカレーを少しなめてみて、確信に変わった。辛さに慣れた舌にとって、大甘口は随分と酸味が強かったのである。
 つまり、個人個人の辛さに対する耐性を考慮しつつ、自分にとって最もバランスの取れた辛さのカレーを食べればよいのである。普通の人の舌を基準にして考えると、おそらく中辛か辛口辺りが丁度いいと思われる。大辛以上を頼むのは辛い物好きな者だけで充分だろう。

 自分としても、辛口辺りのカレーを大盛りでお腹一杯食うのが最も満足度の高い選択なのかもしれない。しかし、辛い物好きでもある己の舌が70倍を求めてやまないのである(笑)
 ということで、次はおそらく70倍だ。当初頭に描いた、筋書き通りに事が運ぶだろう。

2002/08/10 ジンクスを潰せ!

 夏コミ参加日前日。例年の如く、晴海の友人宅へ集合することに相成った。豊橋から来る友人と秋葉原で落ち合い、適当に用を済ませた所で晴海へ。
 その中継地が秋葉原である所までは同じだが、今回は昼飯を食うために神保町へ行くスケジュールをねじ込むことに。滅多に東京へ来ない友人に食わせるカレーとなると、やはりインパクトの強いエチオピアのカレーしか思いつかない(笑)。ということで炎天下の中を歩き、神保町へ向かう。そして今回のメニューは最高倍率の70倍カレーである。
 今回連れてきた友人も、過度に辛いものは得意でないらしいので、メニューは辛さと酸味のバランスを考え、無難に中辛を。そしてこちらは何も考えずに70倍を。
 しばらく待ってカレーがやってくるが……どういうわけか大して辛くない。とうとう味覚が麻痺したのか? と自分でも思ってしまったが、どうやらそうでもないようだ。友人が私のカレーを少し食べてみるが、「何? これで70倍? 全然辛くないよ?」とまで言われる始末。「実は辛いの大得意なんじゃないのか!?」という位に反応がない(汗)
 だが、今回食べたこの70倍カレー、決して辛くないわけではない。短期間に何度も食べたのだから慣れたのだろうと言われても否定はできないが、体感的には初めて大辛を食べた時よりも辛くないのである。これはおそらく、作った人によって辛さに多少の差が出てくるのだろう。そう結論付けるに至ったが、拍子抜けと言えば拍子抜けでもあった。
 まぁ、友人の評価も高かったので、食わせた甲斐はあった。今回はこれで充分である。ちなみに、前回ほのめかした筋書きとは「食えるには食えるがやはり辛くて、これ以降70倍に手を出すことはなくなる」というものだった。しかし、この分だとあと一度は70倍を食うことになるだろう(汗)

 その後、浜松町から都営大江戸線で勝どきへ向かい、そこから晴海まで歩くことに。普段は東京駅からバスで向かうのだが、東京湾大華火祭の煽りを食って渋滞に巻き込まれることが予想できたからである。鉄道を使ったので大して時間もかからずに勝どきまで辿り着く。しかし、結局は勝どきから歩く所で大華火祭の混雑に巻き込まれるのであった。しかも、混雑の原因が人なので、受けるストレスはこちらの方が上なのではないか、という気すらする。特に、見通しのよい橋の上では花火が上がるたびに足を止める通行人が続出、幾度となく足止めを食う。……一体「この愚民共が!」と何度思ったことだろうか(汗)

 約7ヶ月ぶりに訪れた友人宅。見慣れた顔を見て安心するが、同時に一抹の不安が頭をよぎる。「コミケ参加日前日になると寝ることができない」という、馬鹿馬鹿しくも最悪のジンクスである。しかし、今回は己の睡眠を邪魔するようなゲームは誰も持ち込んでいないらしい。だが、ここで完全を期すため、一切の食事をせずに酒を飲みまくる暴挙へ出ることを決意。もちろん、翌日に備えての食料は一緒に購入。あとは酒を飲み、寝てしまうだけである。己でも暴挙であると理解できてはいたが、何よりも寝たかったのである。
 しかし……

2002/08/11 2002年、有明夏の陣(3日目)

 来た。文句なしの二日酔いである。ひどい頭痛だ。
 かなりの短時間で何も食わずにビールを500mlで4本、350mlで2本飲んでいたのだから、当然と言えば当然かもしれない。さすがに無茶をし過ぎたと後悔するが、既に遅い。ジンクスを潰すことには成功したものの、その代償はかなりのものとなってしまった。
 目が醒めた時には時刻が9時を回っている。ひとまず水分とカロリーを補給するために赤飯おにぎりと烏龍茶を腹に入れる……が、ものの10分も立たないうちに吐いてしまう。……これはまずい(汗)
 1時間程休んだ後、今度は吐き戻すことのないよう、おにぎりをよく咀嚼してから飲み込む。そして再び睡眠を摂る。
 目が醒めると、時刻は13時半。さすがにこれ以上休んでいるとコミケそのものの参加が危うい。身支度を済ませ、バスで有明へ。頭痛は治まらないがどうしようもない。このような状態で人に会うのも失礼だと分かってはいるのだが……傍から見てそれと分からないのは唯一の救いだ。

 有明に着いたのは15時。あと1時間で閉場である(汗)。何はともあれ、城爪草さんのいるCCCへ行かなくては話にならない。
 CCCのスペースに辿り着くが、やはりというか、人がほとんど途切れない状態となっている。城爪草さんも挨拶回りがこれからという状態で、とてもではないがゆっくりと話をすることはできない。
 ……と思っていたが、掲示板の常連の方がサークルのお手伝いをされていたので、手の開いた所でお話をすることに。しかも、その間に別の掲示板常連の方もいらして、少しの間話をすることもできた。15時などという時間に会場へ入ったため、掲示板の常連の方々に会い、話をすることは完全に諦めてしまっていたのであるが、実に運が良かった。
 前日に無茶をして最悪の展開を迎えるかと思いきや、会いたかった人にはしっかり会うことができ、最良の結果を得られた。巡り合わせとは本当に分からないものである。
 結局は閉場まで会場で過ごし、CCCの片付けと撤収を手伝うことにした。城爪草さんと話をしたければ閉場まで居座る必要もあり、また、久々に撤収を手伝うのも悪くないと思っていたからである。個人的には、撤収までがコミケであると思っている。机と椅子が綺麗に片付けられた会場を見るのも、趣きがあって良いものだ。

 その後、途中までの帰り道をご一緒した後、新橋で食事をしつつ談話に興じた。その場には私を含めて3人いたのだが、己とは経験やら知識やらで大きな違いのある、内容の濃い話ばかりを聞かせて頂いた。話に聞き入っていると、「やはり、俺はまだまだ若造だ」という気にさせられる。しかし、それはただ単に、己がつまらない人生を送っていただけなのかもしれないが……そんな気がしないでもない。
 新橋を出る頃に、やっと頭痛が治まってきた。ひとまず酒には懲りたのだが……きっと、忘れかけた頃に同じようなことをし、同じようなことを思うのだろう。
 何せ、人間は同じ過ちを繰り返す生き物なのだから。特に酒呑みは(苦笑)

2002/08/21 キーボード死亡!?

 キーボードが何の前触れもなく死んでしまった。それが起こったのはゲーム中。早い話がラグナロクオンラインをしていた時なのであるが(笑)
 黙々と狩りを続けていて言葉を返す必要に迫られた時、キーボードを叩いた瞬間にNのキーが効かないことに気が付いた。IMEの変換モードが違っているのかと焦って操作するが、状態が全く変わらない。ああ、急がないとこちらの意志を伝えられないまま相手が離れていってしまう……こういう時に役に立つのがALTキー、CTRLキーと特定のキーを組み合わせて出すエモーションアイコンなのであるが、それを押した瞬間。
 「Windowsをシャットダウンしています」
 ……な、何!? そう思った瞬間には立ち上げているアプリケーションがすべて強制終了され、それからマシンの電源が落ちてしまった。あっけに取られるが、すぐに電源を入れなおす。ラグナロクは……ログアウトしてしまったのだから、もうどうしようもないのだが。OSが立ち上がった後にテキストエディタを立ち上げ、先ほど問題になったNキーを叩いてみるが、全く反応がない。そしてマシンが落ちた原因となったはずのALTキーを押してみると、ここでマシンがシャットダウンする。ちなみにここで押したALTキーは左側のALTボタンだ。かなり良く使うキーであり、これが死んでしまっているのは致命的だ。それ以前にNキーが効かないだけで既に終わっているようなものだが。

2002/08/22 キーボードの死亡を確認

 キーボードを友人宅に持って行って同じ動作をするか試してみた。
 ……見事に再現。キーボードはお亡くなりになりました。ちーん。

2002/08/24 真・70倍カレーの辛さに震えろ!

 新しいキーボードを買うため、秋葉原に行くことにした。今日は前日の夜に電話で話した友人と一緒に出かけることに。
 ちなみに、買うものはほぼ完全に決まっている。これまで使っていたUACC-230KBである。しかし、同じ色のキーボードをもう一度買うとなんか負けた気分にさせられるので(笑)、色違いのUACC-230KW(ホワイト)を買うことに。
 行き先はもちろん、クレバリー2号店。実際、ここの品揃えは秋葉原のショップの中でもかなりのレベルを誇る。それだけでなく、同じキーボードを買うのならここに来る以外の選択肢がないということもあるのだが。
 そのクレバリー2号店で友人がとあるキーボードを見つけて驚く。何かと訊いてみると、一部で話題になっている、凄まじくクオリティの高いキーボードがあるのだという。その名前はRealForce。値段は高い(ここでは16800円)のだがそれでも瞬時に売り切れるほどの商品だという。実際、現在も品切れ中であり、次回の入荷は9月20日の予定となっている。これを手元に置き、キーを叩いてみると……こ、これは!
 何と言うことか、これまでで最高のキータッチである。こんなキーボードにはこれまで触れたことがない。これを叩いてみると16800円という値段でもすぐに売り切れてしまうのが良く理解できる。まさに至高の一品、究極のキータッチを誇るキーボードだと言えよう。
 私が買うつもりだったUACC-230KxはRealForceと14000円程の差があるが、キータッチの傾向としてはかなり似たものがある。むしろ2580円という値段でこのキータッチであれば、というお得感すらある。UACC-230Kxも自分が「俺的最強キーボード」と呼んだだけはあり、コストパフォーマンスに優れた一品であることは確かなのだ。ちなみに、友人にもUACC-230Kxを叩いてもらったのだが、結局一台買っていった。触らせて、そしてそのまま買わせることができる程の一品ではあるのだ。
 しかし、真に最強なのはRealForce。これに勝てるキーボードは存在しないであろう。もちろん、メカニカルタッチでないとダメな人には関係のない話だが……もしかすると、そんな人でも一瞬で鞍替えさせることも可能かもしれない。

 その後色々と歩き回っていると時刻は19時を迎える。こちらはキーボードを買って帰るだけという味気ない内容で帰るつもりだったのだが、飯を食いたいという友人のリクエストに応え、エチオピアに連れて行くことにした。一度食わせてみたいカレーとしては、やはりここしかない。それだけでなく、もう一度だけ70倍カレーを食べてみようという個人的な目的もあったのだが……。
 友人は辛口の大盛り、私は70倍を頼む。そして出てきたカレーは……来た! まるで色が違う! これが真の70倍であることが容易に想像できた。実に辛そうだ。
 そして一口目を口に運ぶ……おおっ、これは辛い。前回食った70倍よりも数倍辛い。レッドチリの味もかなり強く感じる。間違いない、これがエチオピアの70倍カレーである。ちなみに、比較対象を挙げてみると怒首領蜂の1周目と2周目位の差はあっただろうか(おい)
 しかし、これは本当に辛い。これ以上レッドチリの量が増えれば、かなりヤバイ代物になりそうだ……というか、この時点で既にスパイスのバランスが崩れ始めている。本当にここのカレーをおいしく食べられるのは一体何倍辺りまでなのだろうか? 一度見極めてみたいと思うが、まだ行っていないカレー屋が何軒もある。これはしばらく後のことになるだろうか。
 何にしても、もう70倍を食うことはあるまい。あれはかなりの代物だ。レッドチリそのものが好きな人以外は食わないことをお勧めしておく。


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